16文キックって効いてるの?

プロレス

妻のつぶやき

全日本プロレスファンの皆様、もお~しわけございません!!!!!(『ホテル』の高嶋政伸風に・・・・古いですね。(*_*))
また妻が刺激的なコメントを‼(*´Д`)

先日妻と昔の全日本プロレスの馬場さんの試合を見ておりましたら、妻がポツリと
「ねえ、馬場さんの16文キックって利いてるの?」と
世界の馬場のあの、あの16文キックに対して、何たること言うのかと憤っておりますと。
妻が続けて言うには。

ニック
ニック

馬場さんに対してなんてことをいうのかとあせりました。(*_*)

馬場さんのプロレスの上手さ

「私には馬場さんが手加減しているように見えるわ。」と、
さらに「プロレスって相手に怪我をさせたらあかんやろ。だから馬場さんは相手の力量に合わせて力を加減していると思うねん。それは馬場さんの上手さやねん。」
(そうきたか妻!!)
確かに馬場さんは相手のレスラーに合わせて16文キックの力を加減しているかもしれません。馬場さんファンなら分かっていただけますよね。
スタン・ハンセンやブルーザー・ブロディのような超大型レスラーには、力いっぱい打ち込むが、体の小さい小型レスラーにはある程度力をセーブして16文を放っていたのかもしれません。
それは、相手に怪我をさせてはいけないという馬場さんのプロ哲学に基づいていたと思います。

ニック
ニック

馬場さんのプロレスの上手さは妻にはわかっていたようです。

鶴田に受け継がれたプロレス哲学

この考え方は弟子のジャンボ鶴田にも受け継がれていて、鶴田がよく言っていた言葉。
僕は相手の力量に応じてバックドロップの角度を使い分けています。」
相手が受け身の未熟な相手には浅い角度で、受け身の上手い選手に角度をある程度つける。
それは相手に怪我をさせたくない鶴田の美学。
これと同じことですね。
プロレスの本場のアメリカでトップを取った馬場さんならではの哲学だと思います。

イラストはイメージです。
ニック
ニック

馬場さんから鶴田へとプロレスへの考え方は継承されていたんですね。

絶妙のタイミングの16文

さらに妻は続けます。
馬場さんは16文キックを出すタイミングが絶妙やねん。多からず少なからず、ここやというタイミングで必ず16文を出すねん。その辺がプロレスマンやねん。」
プロレスマン、確かに馬場さんは観衆が16文キックを待ち望んでいるタイミングで16文を出していました。
これは特に全日本プロレスを生で観戦した方ならお分かりいただけると思いますが、馬場さんは観衆の空気を読んで、みんなが16文を観たいと思っているタイミングを見計らって、読みが絶妙な16文キックを放っていました。
さらに言うと16文キックを出す回数も対戦相手によって使い分けていたような。
相手が格下レスラーなら試合のフィニッシュ時の一発のみ、相手がハンセンやブロディのような強豪なら試合の序盤から使い何度か大事な局面で出すという風に・・・・・・・
このあたりが妻の言う馬場さんの上手さであり、プロレスマンといわれる所以なのでしょう。

ニック
ニック

確かに馬場さんの16文のタイミングは絶妙です。

プロレスマン、ジャイアント馬場

さすが世界のジャイアント馬場、辛口の妻が認める数少ないレスラーの一人です。
今日は、妻の一言により馬場さんの偉大さを再認識した一日でした。

ニック
ニック

やっぱり馬場さんはプロレスマンですね。




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